2. 歴史
縄文時代。その始まりは今から約16,500年前にさかのぼります。 その前時代の旧石器時代との違いは、よく知られているように、縄文式土器の発達・竪穴式住居の普及などが あげられます。 * 酒折宮の旧跡「古天神」の周辺も、古墳やたくさんの石造物が点在しており、考古学的価値の たいへん高い場所であると言われています。平成22年には、山梨学院大学考古学研究会による 不老園塚古墳(酒折宮古天神古墳)の学術発掘調査が行われました。 http://www.yguppr.net/100921ygu_main.html 縄文の人々は万物に神を感じながら生きていたといいます。 「八百万(やおよろず)の神」ということばがありますが、彼らにとって、神はごく身近な存在だったので しょう。その時代に神話が形作られていたわけではもちろんありませんが、神話でいう高天原や国産みの 神さまのことなどを、家族で火を囲みながら話していたのかもしれません。 このたび、縄文トリップ実行委員会は、「遡る」というテーマのもと、 古事記・日本書紀に描かれた日本武尊にスポットをあてました。 日本武尊は、今年1900年の式年大祭を迎える酒折宮の御祭神でもあります。 東夷征伐の帰りに立ち寄った酒折宮で、日本武尊は何を感じたのでしょう。 思いをこめた彼の片歌は、御火焚の者の片歌と響き合い、かくして我が国 最初の連歌がうまれました。 縄文トリップ実行委員会映像部は、その奇跡のような時空を珠玉のショート ムービーに仕上げました。ひとときのタイムスリップをお楽しみください。 こちらからご覧いただけます。 * HD版はこちらから。大きな画面にしてお楽しみください。 《キャスト》 ヤマトタケル 鷹野毅 火焚きの翁 松田文昭 唄う女(あわの唄)米山好子 男 岩田隆 青柳孝之 舞う女 千野恵美香 踊る足 千野豊仁 矢嶋玲子 前島敦 高山達也 小笠原亜文 渡辺一哉 大村征義 松原美基 お参りする親子 百瀬健 百瀬絵里奈 百瀬舜希 宮司 飯田直樹 《製作》 監督/脚本/演出 鷹野毅 撮影/制作 平山亮 原案/総指揮 青柳晴子 《撮影スタッフ》 音声 石橋ななみ 二宮崇 照明 伊藤由美子 衣装 保坂秀美 火焚き 岩田真衣子 AD 渡邊美奈 シャーマン 岩田隆 岩田真衣子 米山好子 《撮影協力》 酒折宮 八幡神社 積翠寺 千野ファーム Capoeira Besouro Japan 《衣装協力》 ヘンプいやしや haru.Japan (株)ライトスタッフ『うさとの服』 ※ この物語は、縄文トリップ実行委員会が制作した「フィクション」です。